LUU THI MAI LAN (ルウ・ティ・マイ・ラン)

ホーチミン貿易大学卒。卒業後、貿易関連の仕事に就く。そこでは貿易はもちろんのこと、人事や経営戦略、原料や人、賞味期限の管理まで様々な仕事を行う。ベトナムでは珍しく、朝の5時から夜2時まで働くことによって飛躍的な成長を遂げる。その後、日本の商社等での勤務を経て、アグリテックジャパンに参画。

入社のきっかけ

ホーチミンという街に少し飽きていたのがきっかけだったのかも知れません。人が多く、いつも混んでいる様子は、最初は新鮮でしたが年が経つにつれて少し息苦しいものになってきました。
だから、次はもう少し静かなところで働こうと思っていました。そんな中でアグリテックから声がかかったのです。2社目の日本の商社では、農業と関係がある仕事をしていたので、アグリテックの事業に興味はありました。しかも場所はダラット。私にとって最高の条件が揃っていたのです。

立上げという仕事

入社したのが2015年の7月。丁度、テスト農場が終わったくらいのタイミングで入社しました。テスト農園が終わったら次は現在のダラット農園の立ち上げです。ハウスを立てている段階なので、それ以外の仕事は何でもやりました。電球や水の手配。柵を立てたり、発電所を作ったり、冷蔵コンテナの購入等なんでもやりました。

そこから1年で、人は事務所に2人と作業員4人、技術者1人と合計10人にまで増えました。現在では育苗ハウスも2個目を作っています。ハウスも3つ増える予定です。ゼロからイチにするフェーズは終わりましたが、まだまだ立上げなければならないことは山積みです。

私の役割

私は事務所というセクションのマネージャーです。つまり農作業以外の全てが私の管轄です。皆が安心して作業できる環境作りや、皆が作った最高の作物をお客様に届けることが私のミッションです。
やりがいは十分あります。例えば、安全のために農園を走る道路を整備するだけで、皆が喜ぶし、各段に安全になります。つまり私ががんばればがんばるほど皆がより安全で快適な環境で働くことが出来るようになるのです。

これからの事業計画を考えると、数年でハウスは8倍、人は5倍くらいに増える予定です。その時になって色々やるのでは遅いので、今のうちに設備やルールをしっかり作っておく必要があります。それを実行するのが私の仕事です。